ラントマンの雑貨やアンティーク買い付け時の、フランスレポート。
蚤の市便り vol.52 2010.10.20

 夏に行ったオランダの建物を見ていると、レンガの美しいモザイク模様とともに目につくのが窓の形です。

寒い冬は換気もこれで十分ですし、光はたっぷり入ってくる、よく考えられていますね。そんなわけで、つけてあるカーテンもすごく長くて素敵!

細く縦長にあけた窓から緑の庭が見えたりすると、ヨーロッパの画家が描いた風景画の構図がたくさん見つかりました。古い建築を見るのは楽しいですね。(Y)


横へ引く形の窓が多い日本の家屋と違って、縦型に高く切られた窓が主流。日照時間が短い気候から考えられたのでしょうか、建物の屋根まで届くような高い窓がいくつも見られます。
窓自体の開け方も、いわゆるギロチン窓(下の窓を上にあげて開閉)が多く、日本のように横へ滑らせる窓は見ませんでした。

窓枠の下の部分はフィックス(ガラスはめ込みで開閉しない)になっていて、上の扉が室内側に倒れるように開閉するタイプも多かったです。

ホーローのマーク
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