ラントマンの雑貨やアンティーク買い付け時の、フランスレポート。
蚤の市便り vol.51
2010.8.2
オランダの良さ
ひさしぶりの更新となりました。(すみません)
今夏の買い付けで訪れたオランダ、この国に行くのは2度目でしたが前回から数年のときがたち、目も少し変わったのか新たな発見が多々ありました。
オランダも知る人ぞ知る、アンティーク文化の成熟した国。
ヨーロッパのみならず、東洋、中東の美術骨董品を専門に扱うような渋いアンティークの老舗がひっそりと軒をかまえています。
時代のあるものはやはり高価ですが目に応える良いものをたくさん見ることができます。
ラントマンショップ用にはデルフトの古いタイル、19世紀のオランダ陶器など数点仕入れてみました。
あまり流行にのらないオランダの古物ですが、「とても良い」のです。ぜひこの機会に興味を持ってくださるとうれしいです。
さて、この写真はアムステルダムの大きなアンティーク店です。
バス用品や照明器具、古い階段の手すりパーツ、ステンドグラスなどすごいボリュームでモノが売られていました。
モノのサイズもやはりなんでも大きめ、オランダの人は本当に大きいですからね。おトイレも足がぶらぶらと浮く感じの高さでしたし。。。
かつて、水がいつも上がってくる湿原を忍耐強く干拓して国を作ったオランダ人。身の回りのモノを本当に大事にする人たちです。
割れた古いタイルの破片を植木鉢の土の上に上手にのせて飾ったりしているところを道端に見つけては、その優しさとセンスに打たれてしまいました。(Y)
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