ラントマンの雑貨やアンティーク買い付け時の、フランスレポート。
蚤の市便り vol.49 2008.12.28
MOMOのように

 いろいろあった2008年が終わろうとしています。みなさんにとってどんな1年だったでしょう。

 フランスの子供向けの絵本で私がとても気に入っているものを年忘れとしてご紹介します。

主人公はワニのMOMO。本のタイトルは「どうしちゃったの?モモ」。
なぜか不機嫌なモモはまわりのみんなに八つ当たり。
日常のすべてのことが嫌になって、友達や家族の言葉にことごとく反発しています。
象の足を噛んだり、ピラニアをおどかしたり。それでも気持ちが晴れないモモは誰もいないちいさな島に行きます。
ひとりでぼーっと考えるモモ、、そのうち眠ってしまいます。
目が覚めると、、なぜかモモの頭の中はすっきり!機嫌が元に戻っていました。
「誰かいる〜?」無人島で家族や友達を探してみるモモ。
誰もいないや 家にもどろう。いつもの家(島)に戻ったモモ、いつもどおりの毎日がまた気に入っています。
たまにつまらなくなっても、寝て起きたら元気に戻れるMOMOのタフさ加減、見習わなくては。
また来年、明るいよい年を皆様とともに迎えられますように。(Y)
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