ラントマンの雑貨やアンティーク買い付け時の、フランスレポート。
蚤の市便り vol.36 2007.1.15
ホーローのマーク
ホーローのマーク
今年もスタート
 2007年最初のレポートは、シンプルに 今朝行った蚤の市の様子をお伝えしようと思います。朝、お日様の光を感じ始めるのは午前8時30分ごろから、部屋の照明を消しても動ける明るさになるのは9時ごろ、といった気候の今日この頃です。私はあたりが薄暗いころに家を出て、蚤の市を見始める頃やっと明るくなるというスタート。年が明けてから、フランスはあまり寒くならず日中には19度まで上がるような日もあったりして、屋外での物探しにはやさしい天気です。そのせいか人々の表情も穏やか、広場での会話も長くなります。

 あまり立ち話ばかりしていると大事な物を逃してしまうのでそこそこに、お目当てのカフェオレボウルなどは出ていないかなあと目を凝らします。ここ数年ボウルは本当に出てこなくなりました。今日も収穫はごくわずか。それに反して値段は上がる一方です。古いものというのは数が限られているわけで、どんどん買っていけばいつかはなくなるのですが、本当に見かける事が少なくなってくると寂しいものです。

 屋外の蚤の市広場のすぐ横に、少し高級な骨董の店が数軒入った建物があります。今日はそちらの方にも立ち寄りました。入り口にあった南仏の古い陶器の壷、緑色の大きな物ですが、割れた部分のダイナミックな修理の仕方や、欠けてなくなった取っ手の跡などがとても美しかったのでパチリと写真を撮りました。その横にあったサボと呼ばれる昔の農作業用の木靴もついでに。いい形をしていますね、昔の道具は。とりとめのない文章になってしまいましたが、、今年も素敵なものを見つけて少しでも皆様に喜んでいただけたらと思っております。2007年もどうかよろしくお願いいたします。(Y)
積み木 積み木 積み木
 
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