「蚤の市」という言葉はフランス語でMARCHE AUX PUCES(マルシェ・オ・ピュス)と言いますが、そのMARCHEは市、PUCESは蚤という意味で、蚤の市とはまさしく直訳です。語源はいくつかあるようですが、蚤がわいてあふれるほどの大量の小さなものがぎっしり並べられるところからつけられたとも、蚤がわくほど古〜い(汚い)ものが何でもかんでも怪しげに売られているところからつけられたとも言われています。
実際にフランスの蚤の市に行ってみると、本当に信じられないようなものが売られているのを発見してびっくりすることがあります。以前、歯を一本見つけたときは誰が買うんだろうと真剣に考えました。瓶の蓋だけとか、お人形の首だけなんて朝飯前で、誰かがはいていたような靴下の片方なんてあったりします。